チイラの実カイリュー
カイリュー@チイラの実 マルチスケイル 意地っ張り
191(196)-204(252+)-121(44)-x-122(12)-101(4)
神速 ダブルウイング 地震 みがわり
H:16n-1
A:+1神速がB95エースバーンに対し97~115(目安)
B:A168エースバーン@命の珠の130ダイジェットがマルチスケイル込み66~79(目安)
D:B<D C170ウツロイド(ビーストブーストでSが上がるやつ)の+1メテオビームが144~169でチイラ確定発動
S:余り
・概要
特性による行動回数の確保+先制技+みがわりという組み合わせは、チイラミミッキュと似ているが、あちらと比べてカイリューは全体的に数値が高く、ダイマックスを切らずとも相手との殴り合いに勝つことができる。
ダブルウイングを得たことで死に出しミミッキュにかなりの負担をかけられるようになった。
神速とダブルウイングとみがわりはほぼ確定枠で、地震は鋼への打点として入れただけなので炎のパンチ等でもよい。
絡め手を一切持たないパーティに対しては無類の強さを誇る。
・細かい話
ステルスロックを撒かれると大幅に弱体化してしまうので、カバルドン、ラグラージ展開に対し後手に回らないようにパーティを組みたい。
ミミッキュと違い、相手の攻撃を直撃しているので、急所や追加効果による事故等は付き物。
その他にも、氷技は耐えないこともあるので注意。
ダイドラグーンやダイナックルを無効にできるミミッキュの強さがよくわかるだろう。
また、身代わりを張るHPが残る攻撃と残らない攻撃があるので、ダメ感に慣れるまではダメージ計算器を用いながら対戦をすることを奨める。
+1神速圏内に入った相手に対して、後攻みがわり→神速でみがわりを残す流れが強力。
命の珠サンダーの技構成
・サンダー@命の珠 プレッシャー(静電気も可) 控え目or臆病(控え目推奨)
10万ボルト(ライジングボルト) 熱風 暴風 自由枠
パーティによって多少の違いはあれど大体のサンダーがこの構成になると思う。
自由枠について
候補 ボルトチェンジ 羽休め 充電 とんぼがえり バトンタッチ 光の壁 鋼の翼
個人的には
S:
バトンタッチ 鋼の翼
A:
とんぼがえり 光の壁 ボルトチェンジ 充電
B:
羽休め
という順に評価している。しかし、実際の使用率ではこの中で羽休めが最も採用されていて、他の技は全くと言ってもいいほど採用されていない。
耐久が全くないCSサンダーには、羽休めのような使える場面が限られる技よりも、ダイマックスをしたときにバンギラスなどに撃てる鋼の翼や、ポリゴン2と偶発対面したときに使える充電(D実数値129までのポリゴン2なら充電ダイサンダーで確定)の方が欲しいというのが持論。
ちなみに、Sランクにあるバトンタッチはサンダーがウツロイドやバンギラス、ポリゴン2に受けられたときに、ダイジェットのS上昇をバトンして裏のポケモンで積んで崩す等に使える。
雑感その2
・ポリゴン2はHBが主流だが2耐えできる攻撃は限られている(例えばA205珠マンダレベルになると130ダイジェット+140ダイドラグーンで瀕死率49.6%等)ため、HCベースにしたほうが使いやすそう。
その場合自己再生を外して技範囲を広げるかトリックルームを採用したくなるが、そうするとミラーで非常に不利をとってしまう。
Cを引き上げたところで瞑想持ちのカプレヒレやライコウの起点になってしまう点も問題。
現在使用率6位のポケモンだが、脳死で採用できるポケモンではないように感じる。
・バシャーモはビルドバトンでの採用がよく見られ、必ず壁張り要因とセット採用されている。
バトン先には耐久が高く、今作からアシストパワーを覚えたクレセリアや、地面や飛行の一貫を切れてバトンと相性のいいテッカグヤ、バトンを決めた時の制圧力が強い天然ピクシー等が候補にあがるだろう。
・化身ボルトは負けん気の物理型が主流で、一致ダイジェット、飛行半減、物理主体ながら霊獣ランドの威嚇を苦にしない等数々の要素が重なって今最も環境に刺さっていることは間違いない。
雑感
まだ新環境が始まったばかりなのでこの記事に書いてある情報は間違っている可能性があると前置き。
PGLでレヒレはほとんどが瞑想持ちの型だが、個人的にはミラーで強い眼鏡が一番環境に合っているように思う。
テッカグヤは相手のダイジェットを半減にしながら一致ダイジェットを打てるので、シーズン7までのドリュウズのような扱い。ランドロスに強いところも評価点。(ただしボルトロスやサンダー等の強力な電気タイプも増えている)
ランドロスは陽気襷のステロ持ち、いじっぱり珠のダイジェット、わんぱくお盆の耐久降りの3つの型で分けられる。7世代のようなスカーフ持ちはほとんどいない。非常に使用率が高く、11/3日1:00時点でPGL一位。
ボーマンダは自過剰よりも威嚇が欲しい場面が多い。特殊型、物理型、珠持ち等を考慮すると安定した処理が非常に難しいポケモン。
カバルドンとラグラージが多いが決まれば勝ちレベル(相手のミミッキュ、ダイマックスに切り返されない)の抜きエースが現状いない上、ラムのみを持ったポケモンに積まれると非常に不利になるため、環境終盤には残っていない可能性が高い。
一致でダイジェットを打てるポケモン、一致ダイジェットを打つポケモンに強いポケモン、ミミッキュ、エースバーン、欠伸持ち、欠伸耐性持ちで環境が構成されているように思う。
強そうな襷持ち
準伝説をはじめとする強力なポケモンの追加により、今まで以上に襷持ちの需要が高まっていると思う。そのため、現在使えるポケモンの中で強そうな襷持ちポケモンを列挙してみる。
今回は主に次の3点を評価点にする。
・Sの高さ
・打ち合える/打ち勝てる範囲の広さ
・ストッパー性能
・エースバーン
強力なS操作技こそ覚えないものの、高い素早さと広い技範囲で多くのポケモンに勝てる可能性を持つポケモン。カウンターや不意打ちによるストッパー性能も申し分なし。
・トルネロス(化身)
高いS+悪戯心追い風。特殊物理問わず広い技範囲による打ち合い性能の高さ。
・インテレオン
高いSとC。ダイジェットですでにSを上げた相手に対して後攻で黒い霧➡先制激流状態の水技等。
追い風と置き土産。流星群の打点の高さ。
・ウーラオス(悪)
A130で先制技持ち。カウンターもできてSもそこそこ。
ストッパーとしての性能はまずまずだが先手で出してある程度の仕事はしてくれる。
クリアボディで威嚇etc無効に加えて一致バレットを持つのでSは低いが個人的に評価は高め。器用なので技構成は悩みどころ。
---------------------------------おまけ---------------------------------------------------------
化けの皮を持ち、トリックルームや電磁波、後攻のしっぽトリック等多彩なS操作技を覚えるため非常にストッパー性能が高い。
巨大エースバーンやゴリランダーのストッパーには成りえないものの、それ以外に対しては確実に仕事をこなせる。
今回追加された強力なポケモンはほとんどが80~95族であり、ゴースト技かフェアリー技が抜群で通るため、じゃれつく/影うち/みがわり/呪い@チイラのみ のような型が主流になるかもしれない。
ほぼすべての対戦で選出したい枠であるため、できる限り単体性能の高い型にしたい。
そのため、補助技は1つに抑えたいがその補助技もラムのみを持たれただけで対策されてしまう電磁波や欠伸よりは相手の持ち物に依存しないトリックルームや追い風を採用したい。